イマカツ小南ギルポップの正しい使い方を知らないあなたは損をする!!
琵琶湖で一発デカバスを狙えるルアーとして最近注目を浴びている「小南ギルポップ」
一見特殊なルアーだけれども、ターゲットはロクマル‼
しかし小南ギルポップの「使い所がわからない」「使い方がわからない」
と思っている人もいるのではないでしょうか?
お蔵入りさせてしまうのはもったいない!
今回は、私の古くからの友達である、
開発者のイマカツプロスタッフ小南君から、
「小南ギルポップ」について詳しく教えてもらったので、
使い所と使い方やキモついて紹介します。
小南ギルポップの使い方をマスターしたら、
ロクマル釣って狂喜乱舞しちゃいましょう(〃艸〃)
小南ギルポップとは?
今回紹介する「小南ギルポップ」は、私の古くからの友達である、
イマカツのプロスタッフ小南君が設計、開発したギル型ルアーです。
サイズは全長120ミリ、重量1.6オンスと、ビッグベイトの部類に入るトップウォータープラグです。
小南君いわく「55cmオーバーのバスを釣るために開発したルアーで、使いこなせるようになれば、ワールドレコードのバスももターゲットなる」と語っています。
この小南ギルポップ、使いこなすには何よりタックルバランスが重要とも語っていて、
まずはどんなタックルを使えばいいのか?を解説していきます。
小南ギルポップ使いこなすベストなタックルはこれだ!
小南ギルポップを使いこなすタックルを先ずはロッドから見ていきましょう。
小南ギルポップに使うロッドは!?
小南ギルポップに使うロッドは、
だるんだるんの6フィートから6フィート6インチのミディアムが望ましい。
口径の大きいガイドのモデルであれば尚よし。
1.6オンスのルアーにミディアム?って思う人もいるかもしれませんが、
絶妙なアクションを生み出すには、こんなロッドがいいんです。
小南ギルポップを生かすも殺すもロッド次第だという事を覚えておいてください。
最近のロッドの中から、どんなロッドがいいのか?聞いてみたところ、
小南君のオススメは、エバーグリーンの「インスピラーレ・コブラDG」になります。
しかし実は小南ギルポップにベストなロッドがあるんです!!
古いモデルになりますが、
エバーグリーンの「インスパイア・ガゼル」がベストマッチなロッドです!!
中古で探すしかないのですが、もしも手に入るのであれば、
小南ギルポップには、インスパイア・ガゼルがベストです。
実際に私も、このロッドを使っています。
最近のロッドはハリの強いロッドが多いのですが、昔のだるんだるんのロッドがベストで、
ガイドも小口径のガイドシステムロッドだと、絶妙なアクションを殺してしまうので、
デカイガイドの付いたロッドがいいんです。
と小南君も語っています。
小南ギルポップに使用するラインは⁉
ラインはフロロカーボンラインの14lbを使います。
ルアーの質量に比べて細そうに思えますが、
アクションのキレ、浮上時の姿勢制御を考えると14lbのフロロカーボンラインがベストマッチ。
ミディアムのロッドを使う事で、
デカバスの強烈な突進によるラインブレイクにも耐えることを可能にしています。
トップウォターなのにフロロカーボンライン?って思う人もいるかもしてませんね?
小南ギルポップは、ダイブさせて使うルアーなのでフロロカーボンラインが必要になります。
小南ギルポップに使用するリールは⁉
リールは剛性の高いリールであればOK。
ハイギア、ローギアはお好みに合わせてください。
デカバスが強烈に突進した時に、クラッチを切る必要があるので、
クラッチの切りやすいリールがいいですね。
気にしなければいけないのはロッドとライン。
特にロッドはオールダブルフットのロッドを使いたいところです。
小南ギルポップを使いこなすコツは?
「 イラストはイマカツHPより引用 」
ただのギルの形をしたポッパーだと思ってる人も多いと思いますが、
小南ギルポップは特殊な使い方をするので、
今までのポッパーの使い方のイメージを頭から消してください。
まずはエビ藻付近に着水音を大きくするために山なりにキャストします。
その後ラインをしっつかり沈ませるため5秒以上ポーズします。
ポーズ後、軽くポップ音を出すと同時に3~4回連続で連続ジャークさせることで、
小南ギルポップが水面下20~30cmくらいのところで左右にダートしますので、
ダートさせたらポーズを入れ水面まで浮上させます。
そして5秒〜10秒ポーズさせ、3回ジャークの繰り返しで誘います。
浮上時には、ボディが左右に揺れながら浮上しますので、
ボディ内部のラトルが内壁に当たって「カチカチ」「パチパチ」って音でバスを誘います。
浮上後も波とかでラトル音が、しばらく自発的に鳴り続けるのですが、
実はこの「パチパチ」って音が小南ギルポップのキモで、
夏にブルーギルが水面で「パチパチ」と音を出している状況をリアルに再現しています。
ギルの酸欠状態を見たことがあるあなたになら解るかもしれませんが、
高水温程ギルは浮く傾向にあります。
このときギルは無防備そのものなので、
バスは簡単に食べられるだろうと下から襲いかかってくるのです。
動画を見ていただけると最もわかりやすいのですが、
2~3回ジャークして5秒程置き、バイトを待ちます。
動画ではわかりやすくボートやブイ回りで釣っていますが、
基本的に水面まで伸び切ったカナダモの中にあるエビモが狙い目!!
エビ藻の周りにブルーギルが浮いている状態であればチャンスです。
ブルーギルが浮いていないか?確認してみてください。
水深はカナダ藻がびっしり生えている中に、
ヒョロ長いエビ藻が生えているのが条件であれば水深は0~5mまで狙えます。
ギルを食べているバスはデカバスばかりなので、ルアーを丸呑みにしてくれます。
また丸呑みとはいえ早合わせは厳禁!
ロッドに魚の重さが乗ったら合わせるくらいの落ち着きようで十分です。
小南ギルポップに釣れてくるサイズは?
先程もお伝えした通り、小南ギルポップで連れてくるサイズは50UP以上が多くなります。
琵琶湖だけでなく、ギルが大きく育っているリザーバーの岩盤周り、野池や河川でも効く釣りです。
というのもスポーニングシーズンが終わればバスはベイトと一緒に動きます。
バスのベイトとしてギルの存在があれば琵琶湖でなくても通用する釣りです。
ただし琵琶湖の場合、台風が一回来たらこのパターンが終わってしまう傾向にあるようです。
台風は水中の環境を変えてしまう威力があるためと考えられます。秋までは続かない釣りだと思ってください。
小南ギルポップを使いこなしてワールドレコードを狙おう!
小南ギルポップのタックルセッティングや使い方をお伝えしました。
最後に小南君からメッセージが届いています。
「小南ギルポップは55センチオーバーのバスを釣るために作りました。
一見すると大きなルアーで投げるのも遠慮してしまいそうですが、
誰でも簡単にワールドレコードのバスを手にできたら!との思いで作ってあります。
あなたもぜひこのルアーを使って、ワールド級のデカバスを狙ってみてください!」
琵琶湖だけじゃなく野池や河川、リザーバーでも威力を発揮しそうな「小南ギルポップ」。
ギルがベイトとしているフィールドであれば琵琶湖だけでなくても通用するルアーです。
ぜひ一度、驚異のトップウォーターを体験してみてはいかがでしょう?
小南ギルポップのまとめ
1.小南ギルポップはロッドが重要‼インスパイア・ガゼルがベスト。
2.小南ギルポップに使うラインはフロロカーボンラインの14lbを使用する。
3.小南ギルポップに使うリールはクラッチの切りやすい剛性の高いリールを
4.小南ギルポップは今までのポッパーとは違う特殊な使い方をする。
5.小南ギルポップの使いどころはカナダ藻がびっしり生えている中に、
ヒョロ長いエビ藻が生えているのが条件で水深は0~5mまで狙える。
一人一人がマナーを守り琵琶湖のデカバスハンティングを楽しみましょう(^^♪