船外機のエンジンオイルとギアオイル交換!!やればできるDIY!!



こんにちは、琵琶湖ガイドの渡辺です。

ボートオーナーのみなさんは、
船外機のエンジンオイル
ギアオイルの交換を定期的にやってますか?

私は、琵琶湖でボートを使って
25年以上釣りをしてますが、
いくつものボートトラブルを経験してきました。

中でも、湖上でエンジンが焼き付いてしまって
走行不能になった時は、本当に大変な思いをしました。

もしエンジンが故障してしまうと、
高額な修理になるのはもちろんのこと、
釣りに行けなくなるので本当に困りますよね⁈

今回は、メンテナンスの基本ともいえる
船外機のエンジンオイルとギアオイル交換方法を
私が使ってるヤマハSHO275馬力
例にして紹介します。

自分でメンテナンスすることで、
異常を早期発見できることもあるので
大きな故障を防げることもあります。

船外機のオイル交換を
自分でやってみたい人は参考にしてみてください。

※作業については自己責任でお願いします。

オイル交換が必要なエンジンとは⁈




昔は、2サイクルエンジンの船外機がほとんどで、
エンジンオイルをオイルタンクに
補充するだけでよかったのですが、
近年になって4サイクルエンジンの
船外機が増えてきました。

4サイクルエンジンの船外機を、
使用されているボートオーナーさんは、
定期的にエンジンオイル交換をしなくてはなりません。

ギアオイルの交換は、
2サイクルエンジン・4サイクルエンジンともに必要です。

オイル交換のタイミングは?




エンジンオイルとギアオイルの交換時期

エンジンオイル、ギアオイルの交換するタイミングは、
ヤマハの船外機の場合エンジンオイル、ギアオイルともに

標準交換時期
6か月毎または100時間毎

シビアコンディション
3か月毎または50時間毎

エンジンオイルフィルタ-の交換時期

標準交換時期
1年毎または200時間毎

シビアコンディション
6か月毎または100時間毎となっています。

オイルは、使用期間または、
使用時間のどちらか早い方で交換しますが、
オイルは使用してなくても劣化するため
遅くても半年に一度は交換が必要です‼

エンジンアワーメーターが付いてないボートで
使用時間が分からない人は遅くても
エンジンオイルとギアオイルは半年に1回

エンジンオイルフィルタ-の交換は、
エンジンオイル交換2回につき1回交換
と覚えておきましょう。

エンジンオイルとフィルター交換する手順


エンジンオイルとオイルフィルターを
交換する手順を解説していきます。

エンジンオイルの交換方法には、
「下抜き」と「上抜き」の2種類があります。

簡単にエンジンオイルを交換したい人には、
上抜きでのオイル交換をおすすめしますが、
オイルチェンジャーが必要になるので、
少々手間をかければ、オイルチェンジャーを使わずに、
下抜きしてエンジンオイルの交換が出来ます。


トップカウルを外す






ヤマハの船外機SHOの場合は、トップカウルの前方に1か所、
後方の左右に2か所レバーがあるのでレバーを起こします。

レバーを起こしたら、エンジンカバーを上に持ち上げれば、
エンジンカバーを外せます。

トップカウルは慣れていれば一人でも外せますが、
少々重量があって、大きく持ちにくいので、
慣れるまでは二人以上で作業した方が無難です。



外したトップカウルは傷がつかないように、
キャンプなどで使うマットの上に置いて作業してます。

エンジンオイルを入れるフェラーキャップを緩める




エンジンオイルを入れるフェラーキャップが、
固着して緩みにくい場合があるので、エンジンオイルを抜く前に、
エンジンオイルを入れるフェラーキャップが緩まるかを確認します。

エンジンのサイドカバーを外す

エンジンオイルを下抜きするには、
ヤマハ船外機SHO275馬力の場合は、
エンジンオイルを抜くドレンがエンジンの側面にあるため
エンジンのサイドカバーを外す必要があります‼




サイドカバーを外すには、
まずエンジンを後方から見て右側にある、
上から刺さっているプラスねじを2本外します。






続いてサイドカバーに5mmの六角のネジが4か所あるので、
4か所六角のネジを外します。

工具でカバーに傷をつけないように注意が必要です‼




サイドカバーの下の方に2つツメがあるので、
スライドさせて外します。



サイドカバーのネジは、それぞれ長さが違うので、
並べるなどして、どこに刺さっていたかを覚えておきましょう‼
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ドレンボルトを緩めてエンジンオイルを抜く


エンジンオイルを抜く作業に入っていきますが、
オイルが飛び散って地面が汚れないように、
下にダンボールや、不要になった毛布などを敷いて作業します。




オイルの出口に、エプロンみたなゴムが付いてますが、
ゴムの裏側に、キッチンペーパーなどを使って浮かしてやると、
廃油がたれて下が汚れるのを防げます。



14mmの工具を使ってドレンボルトを緩めて、
廃油がこぼれないようにして、廃油受皿に排出させます。




オイルが抜けたら新品のガスケットに交換して
ドレンボルトを、締め付けトルク27N・m(2.75kgf・m)
で締めこみます。

トルクレンチが無い場合は、ドレンボルトの
ガスケットが座面に当たるまで指でねじ込み、
1/4から1/2回転ぼど工具で締め付けします。

古いガスケットを確実に取り外し
古いガスケットと新しいガスケットを
ダブルで付けないように注意が必要です‼

メーカー純正のガスケットを切らしてしまったときに、
社外品のガスケットを試しに使ってみましたが、
特に問題はありませんでした。

社外品のガスケットに不安を感じる人は、
メーカー純正部品のガスケットをおすすめします。
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オイルフィルターの交換




オイルフィルターレンチを使って
オイルフィルターを取り外します。

エレメントを外した時に
オイルで汚れる可能性がある時は、
エレメントの下にウエスなど敷いておくといいですね。



ヤマハ船外機SHO275馬力の場合は
72.5mmのオイルフィルターレンチ(カートリッジ式)
で取り外し出来ます。




オイルフィルターを取り外したら、
オイルフィルターの取り付け面の汚れを
キッチンペーパーなどを使ってきれいにします。

この時、エンジンの内部に砂やホコリなどの
異物が入らないように注意が必要です‼




新しいオイルフィルターを取り付けは、
オイルフィルターのガスケットに、
指先などでオイルを塗布してから
取り付けします。

取り付ける力は成人男性が、
片手で締めこむくらいでいいのですが、
オイルフィルターのガスケットが、
取り付け面に当たったところから、
1/2から3/4回転ぼど締め付けします。

オイルを注入後、エンジンを始動してから、
オイル漏れがない事を確認します。
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新しいエンジンオイルを入れる





エンジンオイルを入れすぎないように、
規定量のエンジンオイルの量よりも、やや少なめのオイルを注入して、
オイルレベルゲージを確認しながら、新しいエンジンオイルを入れていきます。

船外機が垂直な状態(チルトアップしてない状態)で、
オイルを注入して5分から10分程度したらオイルの量を確認します。

オイルレベルゲージに、上限マークと下限マークの2つの穴があるので、
上限マークのところまでエンジンオイルを入れましょう。
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エンジンのカバーを戻す




新しいエンジンオイルをが入ったら、カバーを元通りにします。

サイドカバーの下の方にある2つの穴がゴムになってるので、
ツメの部分に、CRCなどの潤滑スプレーをするとスムーズに入ります。

サイドカバーの取り付けボルトのネジ山には、
ロックタイト572を塗布してからボルトを締め付けます。

トップカウルをかぶせて、レバーでロックをしたら完成です‼

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オイルチェンジャーを使ってエンジンオイルを上抜きする




オイルチェンジャーを使えば、
簡単にエンジンオイルを上抜き方法で
古いエンジンを抜き取ることが出来ます。

もしエンジンオイルを入れすぎてしまった場合でも、
抜き取ってオイルの量を調整出来るので、
とても便利です。

メカに自信がない人には、
オイルチェンジャーを使っての
オイル交換をおすすめします。
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ギアオイルの交換する手順





ギアオイルを交換するには、
ギアオイルを抜くドレンプラグが、冷却水取入口カバーの中にあるため
4mmの六角レンチを使って、冷却水取入口カバーを外します。
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ギアオイルを抜くドレンプラグと、オイルレベルプラグを
大き目のマイナスドライバーを使って外し、
ギアオイルを廃油受皿に残らず排出させます。

もし排出したギアオイルに、
大量の金属粒子や水が入っていたり、白濁りしてた場合は、
ギヤケースに問題がある可能性が高いので、
すぐに修理業者に点検、修理の依頼をしてください‼




ギアオイルが排出出来たら、船外機が垂直な状態(チルトアップしてない状態)で、
ドレン側の穴(下の穴)から新しいギヤオイルを入れます。




オイルレベル穴(上の穴)から新しいギアオイルが漏れ出したら、
新しいガスケットに交換して、
オイルレベルプラグを規定トルク9Nm(0.92kgf-m)
で締めこみます。

次に、ギアオイルドレンプラグを締めこみますが、
ギアオイルドレンプラグは、マグネットが付いているので、
マグネットに付いた鉄粉を、キッチンペーパーなどできれいにして、
新しいガスケットに交換して、規定トルク9Nm(0.92kgf-m)
で締めこみます。

冷却水取入口カバーを規定トルク2.0Nm(0.20kgf-m)
で締めこみ取り付けたら完成です。



ヤマハの純正ギアオイルは、
チューブで入れにくいので、
私は、ハンドポンプで入れられる、
マーキュリーのギアオイルを使用してます。

ギアオイルの容量が1.040Lなので、
946mlのボトルを2本準備してます。
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船外機のエンジンオイルとギアオイル交換方法のまとめ


1.船外機のエンジンオイルやギアオイルなど、自分でメンテナンスすることで、
異常を早期発見し大きな故障を防げることもある。

2.4サイクルエンジンの船外機は、定期的にエンジンオイル交換が必要で、
ギアオイルの交換は2サイクルエンジン・4サイクルエンジンともに必要です。

3.エンジンオイルとギアオイルは遅くても、半年に1回は交換が必要で、
エンジンオイルフィルタ-の交換は、エンジンオイル交換2回につき1回交換する。

4.エンジンオイルの交換方法には、「下抜き」と「上抜き」の2種類あるので、
作業に自信がない人は、オイルチェンジャーを使って
上抜きでのオイル交換がおすすめ。

5.ギアオイルを排出したときに、大量の金属粒子や水が入っていたり、
白濁りしてた場合は、ギヤケースに問題がある可能性が高いので、
直ちに修理業に相談する。


以上、船外機のエンジンオイルとギアオイル交換方法について、
紹介させていただきました。

今回は私の使用してるヤマハ船外機SHO275馬力
をモデルに紹介しましたが、他のメーカーの船外機でも、
作業手順書はおおよそ同じです。

使用するオイル類は、メーカー指定のオイルを使用しましょう。




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